PowerAutomateDesktopでフォルダを操作する方法を説明します。
VBAでも十分対応できますが、PADのほうがハードルが低いと思います。
フォルダーの作成
1つ目はフォルダーの作成です。例えば毎年同じフォルダを作成する、
膨大な数のフォルダを作成するなどの場合に利用できると思います。
アクションではフォルダーの作成場所をフルパスで指定し、フォルダー名を別で指定します。
このアクションでできるフォルダの数は1つです。複数個作るときはループと組み合わせることになります。

フォルダーを移動
フォルダーを別の場所に移動します。注意点として、例えばデスクトップ上のあるフォルダから
別のデスクトップ上のフォルダに移動することは可能ですが、デスクトップ上から共有フォルダなど別のルートのフォルダには移動できません。
移動するフォルダーも移動先のフォルダーもフルパスで指定します。

フォルダーのコピー
フォルダーを別の場所にコピーします。フォルダーの移動と違うのは、フォルダーが元の場所にも
残る点と、ルートが違う場合でもコピーはできます。
なので、デスクトップから共有フォルダといった移動をしたい場合はこのアクションが利用できます。
コピーするフォルダーと貼り付け先のフォルダーをフルパスで指定します。
フォルダーが存在する場合、上書きか貼り付けをスキップするかを指定します。

フォルダーの削除
フォルダーを削除します。移動ができないフォルダーをコピーして貼り付けたときに、
元の場所に残っているフォルダーを削除する、といった利用ができると思います。
削除するフォルダーをフルパスで指定します。

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