RPAをはじめとして、業務効率化にICTツールを使う場合、ループ(繰り返し処理)が非常に重要です。
これを習得しなければ、実務に使えるRPAにはなりません。
といっても中身は簡単です。
前回はLoopアクションについて説明しましたので、今回はFor eachアクションを説明していきます。
For each
これはデータを順番に処理していくということを目的にしています。
Loopとの違いは、こちらの意図は無視してデータの個数分処理を繰り返すというところにあります。
(Loopの場合は増分を2とすれば、データを1個飛ばしで処理します)
設定自体はLoopよりも簡単です。

「反復処理を行う値」のところに変数を設定します。
例えばExcelのデータを使用したいときは、Excelから読み取った際の変数を設定します。
そうするとデータの行数分処理を行っていきます。
設定するとこんな感じになります。

変数「CurrentItem」が作成されます。使い方を説明します。
Loopと同様に次のデータから県名を取り出す変数を書いてみたいと思います。

「%CurrentItem[‘県名’]%」となります。
Loopの場合と違うのは、行数を考えなくて良いという点です。
1行目から処理することが確定しているので、列名を指定するだけでOKになります。
以上、ループアクションでした。
マスターして、使えるRPAにしていきましょう!
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