PowerAutomateDesktopでファイル関係のアクションを説明します。
よく使うであろうアクションについて、関連するアクションも含めて説明します。
ファイルの一覧を取得する
まず操作するファイルをどう取得するかを説明します。
アクションはフォルダーのメニューに含まれています。
「フォルダー」→「フォルダー内のファイルを取得」
フォルダーは完全なパスで指定します。
ファイルフィルターで取得するファイルを指定します。デフォルトの状態ではすべてのファイルを読み取ります。
「*」はワイルドカードと呼ばれ、どんな文字列でも該当する設定なります。
例えば「*.pdf」とすると、ファイル名はどんな文字列でもよいが、拡張子が.pdfのファイルを読み取るという設定になります。

ファイルを移動する
「ファイル」→「ファイルの移動」
移動するファイルをフルパスで指定します。
宛先フォルダーに移動する先のフォルダーパスを設定します。
移動先にすでに同じファイルがある場合、「上書き」か移動させないかを指定できます。

ファイルをコピーする
「ファイル」→「ファイルのコピー」
コピーするファイルをフルパスで指定します。
宛先フォルダーに張り付けるフォルダーのパスを設定します。
移動先にすでに同じファイルがある場合、「上書き」か貼り付けしないかを指定できます。

ファイルを削除する
削除するファイルをフルパスで指定します。

①のアクションと②~④のアクションの関係ですが、①で複数のファイルを取得し、
ループと組み合わせてファイルのパスを変数で設定すると、
連続で複数のファイルを移動したりすることができます。
コメント